iPS細胞初の事業化

  • 新薬候補物質の副作用を正確に見極めるためにヒトiPS細胞を用いる。
  • 心臓を動かす心筋細胞に分化させたiPS細胞に新薬候補物質を投与して副作用の有無を確認する。
  • 新薬開発の最終段階(臨床)で副作用が見つかり開発を中止する例もあり、開発コストと時間を大幅に削減できる。
  • 安全基準の厳格化に伴い、ひとつの新薬を生み出すまでに1000億以上かかる例があり、副作用の早期発見により1から2割程度削減できるといわれている。
  • バイオベンチャーのリプロセルは既にサルのES細胞を使った副作用診断サービスを一回30万で提供しており、ヒトiPS細胞を使った診断はこれの2倍程度とする計画。

ということで、iPS細胞ニュースは火傷とは関係ないことが多い。

iPS細胞で脊髄損傷改善

  • 慶応大学の研究チーム岡野栄之教授(生理学)
  • 人の「新型万能細胞(iPS細胞)」から作った神経幹細胞を、脊髄(せきずい)を損傷したマウスに移植し、症状を改善させることに成功した。
  • 免疫反応をなくしたマウスの脊髄の一部を傷つけて後ろ脚をマヒさせた後で、ヒトiPS細胞から作った神経幹細胞を移植し、4週間後には後ろ脚に体重をかけて前脚と連動して歩けるまでに回復した。7週間たっても腫瘍(しゅよう)は発生していない。
  • 脊髄損傷の患者にiPS細胞から作った神経幹細胞を移植するのに最適なのは、損傷から9日後。それ以前は損傷の拡大を防ぐ免疫反応によって拒絶され、それ以後だと傷口が閉じてしまう(患者の細胞から神経幹細胞を作るのに数か月間必要)。
  • 脊髄損傷は、背骨の中を走る中枢神経が傷つき、脚などの運動機能が失われる疾患。交通事故等で中枢神経が切断されると回復しないとされ、国内だけでも約10万人がいる。

幹細胞技術と再生医療の特許・技術調査レポート販売

  • サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都渋谷区)
  • が特許・技術調査レポートVOL.7「特許の質と量から見る競合企業分析:幹細胞技術と再生医療」の販売を開始しました。
  • 知的財産の評価と戦略的活用を支援する株式会社アイ・ピー・ビー(代表取締役 浴野 稔 東京都港区)が提供する。

分析内容

  • 幹細胞関連技術を手掛ける企業の競合状況を特許の質と量から評価
  • 「細胞株樹立技術」「細胞制御因子技術」「遺伝子導入、ベクター、遺伝子改変動物技術」「培養周辺技術」の4つの分野ごとに分析
  • 日本の大学・公的機関が出願する特許の質は?
  • 企業ごとの注力分野、強み・弱みを可視化する

分析対象企業

  • ウイルス医科学研究所
  • エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント
  • 科学技術振興機構
  • カリフォルニア大学
  • キリンビール
  • GlaxoSmithKline
  • 慶応義塾大学
  • 中外製薬

ほか