ヒト幹細胞のデータベースを構築


厚生労働省は、iPS細胞など再生医療研究の要となるヒト幹細胞の情報をやり取りできるデータベースの構築を
2012年度から開始する。研究に必要な細胞の情報を入手しやすくすることで、ヒト幹細胞を使った再生医療の実用化に
向けた研究を促進するほか、患者に対してもヒト幹細胞に関する情報を提供し、治療への理解を促す方針だ。

 同省によると、まず国内外の研究機関などが持つヒト幹細胞の情報を集めて、研究者向けのデータベースを構築する。
このデータベースは国内外の研究者が利用できるもので、自分の研究に必要なヒト幹細胞を持っている大学などを検索することができる。
 ヒト幹細胞に関する情報のやりとりには、著作権法や個人情報保護法などによる制約があるが、情報を保持する
研究機関などと必要な契約を取り交わすことで、情報をより詳しく入手できる仕組み作りを目指す。

 また患者向けデータベースでは、ヒト幹細胞を用いた治療法や、どの病院でどのような治療・研究をしているかを患者に情報提供する。

 同省によると、ヒト幹細胞そのものを集めると、国や研究機関によって保存方法が一定でないなど、収集後の一括管理が
難しい問題があった。このため、細胞そのものではなく、情報を集めるデータベース作りを進めるのが世界的な流れだという。

 同省は12年度予算案で、新規事業の「ヒト幹細胞情報化推進事業」などに2億6100万円を計上。同事業を委託する
独立行政法人などを12年3月までに決定し、12年度内に研究者向けデータベースのテスト運用を目指す。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36385.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>